人生つんでる

よく「人生楽しそうだね」って言われますが割りと詰んでます

6/9 妄想キャリブレーション 47都道府県ツアー ~大声出そうぜ。MOSO MAX~名古屋公演

※ネタバレ含みます。

 このブログなぜか結構妄キャリのこと書いてますね・・・たまたまブログのモチベあったときと妄キャリのイベント行ったときが多かったんでしょうか

 

久々の妄キャリライブです。しっかりと5人体制になってからは僕にとっては初めてのライブなんじゃないでしょうか。

 

正直言うと妄キャリに対するモチベーションは全然ありませんでした。初めて知ったのは2015年のディアステージショーケースで、その頃はまだ他のアイドルも何もしらない状態でしたが(でんぱ組がディアステなのをここで初めて知った)、少し予習したりその後ライブ映像などを見るうちに観客との一体感というか独特の盛り上がり方をしていてやべーユニットがいるもんだなと思ったのを覚えています。

その後に妄キャリを見たのは明けて2016年元旦のZepp Tokyoのワンマンでした。

tsunderu.hatenablog.com

これがおそらく初めての妄キャリワンマンで、それまでアニソンアーティストしか見たことがない僕にとって初めてのちゃんとしたアイドル現場だったんじゃないでしょうか。

ここでメジャーデビュー発表がありました。ソニレコ所属になりました。ここで初めてちゃんとMCを聞いてまひる推せるなと思いました。このときはメジャーかすごいなとしか思ってませんでしたがここから妄キャリは変わっていってしまったと思います。

正直に言いますが2016年は妄キャリにとって落ち目というかあまりいい1年ではなかったと思います。リリースされた楽曲はほとんどいわゆるEDMと言われるような(妄想EDMと言われている)楽曲で、それまでの楽曲とは大きく路線が変わりました。これがメジャーデビューしたせいなのか本人たちの意向なのかはわかりませんがとにかくそれまでのファンは少なからず離れていってしまったと思います。妄想EDMのMVのYoutubeのコメント欄は悲惨なことになっていました。(今ではなんとコメント不可能にされてしまっています)

メジャーデビューして特典会がいわゆる値上がり状態になったり、CDを積まないといけなくなったり、大きく変わった年になったと思います。メンバーもかなり苦労したみたいでまひるが入院してしまったり、苗もいないことが長く続きました。

2016年しめくくり、クリスマスイブの新木場ワンマンは本当にどん底だったと思います。苗はいないままで今後どうなるかもわからず、暫定的に5人でのライブでした。行ったときは楽しかったと思いましたし当時は高まって泣いて楽しかったことは楽しかったんですが今思うとやはり芸人が登場したりしたことでオタクが露骨に低まってたり、いわゆるEDMパートでは「こんな曲クソだ」って叫ぶオタクがいたり、露骨にガラガラだったりしてなかなか険しいものがありました。

そんなことがあって2017年になり、新年度から苗の脱退が正式に発表されて5人体制になりました。初アニタイのEDMではない楽曲、桜色ダイアリーが発表されました。妄キャリが変わってるなと思い始めました。

とはいえ47都道府県ツアーというデカいことをやると決まってるのに予定が3公演しか発表されなかったり、今回の名古屋公演も時間が変更になったり、今までの信用できなさというか運営のグダグダ感みたいなものを感じてしまっていて、これが最後になるかもしれないとかもう妄キャリは無理して追いかけなくてもいいかなとか思ってしまっていました。

そんな露骨に低まっている状態で挑んだライブですが、結論から言うと最高でした。今までの妄キャリで一番良かったんじゃないかと思えるくらいの良さでした。(手のひら返し)(期待してないときほど良いライブになりがち)それでは順番に書いていきます。

 

この日は思いっきり平日で地元なので労働の後ゆっくり自転車で会場に向かいました。19時スタートと遅い時間なので助かりました。前日にチケットを買ったんですがそんなに悪くない番号で、全然売れてないけど大丈夫かと不安になりました。(こういうとこでもモチベーションが下がってる)狭い箱なので後ろでも見れるだろうと思い雑に入りました。いざ入場してみたらそこそこ埋まっていたので安心しました。満員でもガラガラでもなく、いい感じの入り方だっと思います。

 

一応セトリを載せておきます。(※ネタバレ注意)(間違っているかもしれません)

 

激ヤバ∞ボッカーン!!

ちちんぷいぷい

いつだって世界にファイティングポーズ

桜色ダイアリー

妄想が止まらない

初めてだよこんな気持ちにさせてくれたのは恋。

irony

Youをちぇっくします!

Bang Bang No.1

おもてなでしこ伝承中

忘れられないクロニクル

ステラブリーズ(カバー)(カラオケコーナー)(サエカノのOPらしいです)

何故なら私、妄想少女ですの

悲しみキャリブレーション

アンバランスアンブレラ

青春プロローグ

(アンコール)

手をつないで

桜色ダイアリー

 

まず言いたいのは、「初めてだよこんな気持ちにさせてくれたのは恋。」をやってくれて本当にありがとうございますということです。これ本当に好きなんです。ありがとうございます。(名古屋のライブで何故かほとんどやらない)(オタ芸だから好きということもある)(妄キャリはディアステの割に意外なほどオタ芸しない)

ある程度妄キャリのオタクの人ならセトリを見ただけで彼女たちの本気度が伝わると思います。もちろん評判の悪い妄想EDMもたくさんやってるわけですが持ってき方が絶妙というか、去年あたりのEDMだらけで妄キャリなんでこんな曲調の曲ばかりになっちゃったのという感じはなくこういうものとして楽しめるというか楽曲のバラエティが広がって楽しめるような感じになってきたと思います。

1曲目ボッカーンというのも意外というか意気込みみたいなのを感じますね。この曲は本当に歌い方が強気というかキレてるというか「お前らは妄キャリ終わったなってヘラヘラいうけどこんなもんじゃ終わらねえぞ」っていう気合を感じるので攻めてる感じがしました。

昔からの強い曲もたくさんやっていて本当に完璧なセトリじゃないでしょうか。強い曲と思うのでやってないのは魔法のジュースともっとずっとキュンとしたいのと人生はいじわるなの・・・かな?くらいじゃないでしょうか。おそらくこのへんを適度にローテしてセトリを変えてツアーを回していくんだと思います。

今回はジョイサウンドが提供ということでキャリオケと題して他のアーティストの曲をカバーして一曲歌うコーナーがありました。今回はアニタイの縁もあったということでサエカノのOPでした。アニメ見てないせいで全くわからなかったので予習不足でした。明るくてちょっと切なくて前向きな歌詞で好きな感じでした。もともと全員ディアガですしオリジナル曲もいいですがやはりカバー曲を歌う機会があるのはいいですね。「人の歌を歌うなんて・・・」という考えもあると思いますがディアステに行くようになってからカバー曲も悪くないなと思うようになりました。僕は人の歌をカバーするのは自分たちの持ち歌を歌うよりもその人のことがわかると思ってます。「これ歌ってよ」って言われて歌うのはただ歌っているだけですが、自分で考えて、こういう状況、こういうシチュエーションで誰かの歌を歌うならこれって選んだ曲が知ってる曲だったり良い曲だったりしたらなるほどなって思うんですよね。それが好きな曲だったら本当にその人まで好きになってしまうというか、やはり曲の趣味が合うというのは大きいと思います。アニクラで好きな曲が来た時みたいな高まりがありますね。

後半にアンバランスアンブレラが来るのはいつもどおりというか定番になりましたね。ダンスが結構好きです。妄キャリはアンコールで一度やったのと同じ曲をやるのがお決まりになりつつあってそれがちょっと萎えるとこもあったんですが(以前行ったライブでそれでオタクが露骨に低まっていて少し悲しくなった)、今回はとても良かったです。桜色ダイアリーをやったのが4曲目という早い段階でまだライブに入り込めていなくて泣けなかったんですがそれをアンコールでやってくれて、しかも伊織がピアノを生演奏するという最高すぎるシチュエーションでボロボロ泣いてしまいました。高まってタイガーファイヤー言ったりオタ芸したりするのも好きですが静かに泣けるライブも大好きなのでそれが両立できて本当に素晴らしいライブになったと思います。アンコール1発目が手をつないでなのも良かったですね。この時点ですでに泣いていました。前のバンもんさんのライブもアンコールがエンド・レスでめちゃめちゃに泣いていました。このパターンにハマりそうです。

 

今回は平日なせいか名古屋のせいか、本当にピンチケがいないというかみんな愛に溢れていて素晴らしい現場だなと思いました。たいていはMC中に喋るヤツがいたりアンコールしないヤツがいたりバラードでスマホいじるヤツがいたりするんですがそういうのが全くなく、押し合ったり割り込んだりとかもなく、本当に素晴らしい雰囲気でした。変なライブにばっかり行ってるせいでそう感じてしまうのかもしれませんが・・・。

これは持論なんですが名古屋のライブは良いものになりがちと思っていて、またその理論が確実になったと思いました。演者も2回くらい「名古屋のライブ熱いね」みたいなことを言っていたので間違ってないと思います。

 

この翌日には無銭ライブがあったんですがなんと6曲も歌った上にシークレットでカラオケブースでも歌うという大盤振る舞いだったようです。僕は行けませんでした・・・。翌々日の三重公演は先輩である夢眠ねむの地元ということでねむのソロ曲である魔法少女未満をやったらしいです。めちゃめちゃ高まる曲なので正直聞きたかったです。(行けてない)(金がない)

 

苗のオタクは悲しいかもしれまんせが正式に5人なってまた新たに歩み出した妄キャリの勢いというか強さをしっかりと感じるライブになりました。行く前はこれが最後になるかもななんてヘラヘラしてたんですがこれからもずっと追いかけていきたいと思わせる素晴らしいライブでした。

まだツアーは始まったばかりなので今の彼女たちを知らずに「妄キャリ終わったな」って思ったままの人はぜひ「始まってる」妄キャリを見に行ってみてはいかがでしょうか。

 

mosoclbr.com

悲キャリの振りコピで手を上げたときにメガネがひっかかって落としたときは「終わったな」って思いました。(メガネとると何も見えない)(床が暗い)(回収不可能)(一緒に行ったフォロワーさんに無事拾ってもらえました)(どんなライブでもメガネが落ちないようにするバンドは必須だなと思いました)